ダクト火災とはダクト内に溜まった油汚れやホコリが原因で起きる火災のことです。熱を帯びた煙や空気がダクトを通ったとき、汚れに引火して発生します。
ダクト火災を起こすと
- 設備の損壊
- 近隣店舗や施設への影響
- 営業停止
- 異臭
- 信用の失墜
このように店舗や施設に様々な被害をもたらします。
ダクト火災を防ぐための対策
ダクト火災を未然に防ぐには定期的な清掃とメンテナンスが必要で不可欠です。お店が忙しく清掃等が難しい場合はダクト火災危険度チェックだけでもしておくとよいです。
ダクト火災危険度チェック
- 無煙ロースターや換気扇の吸い込みが悪い
- 店内に煙が多く、煙臭い
- ダクトの排出口から油が染み出ている
- 排気ファンから異音が聞こえる
- ダクト内の清掃を1年以上していない
- 無縁ロースターやテーブルに油汚れが目立つ
- グリスフィルターの汚れが目立つ
- ダクト内を確認するための点検口がない
チェック項目に該当した場合、ダクト業者に相談するのがおすすめです。
また、万一ダクト火災になった時にすぐに消防署や他テナントへの連絡、消火活動、避難誘導が行えるように役割分担と段取りを決めて備えておきましょう。